ビール大好きシングルファーザー奮闘記

大学生の娘と高校生の息子と暮らすシングルファーザーです

真夏の119番!!

「グワッシャーン!!」

 

外出先から帰ってきて車を駐車場に入れようとバックした瞬間に後ろのほうからものすごい音が聞こえてきた!!

 

一瞬自分の車が何かにぶつかったのかと思ったけど何の衝撃もないし、いったい何の音だったんだ?とさっき自分が曲がってきた大通りの方を見ると道路の真ん中あたりでバイクと人が倒れている!

 

うわっ!交通事故か!

 

車を降りて急いでその人のところに走っていくと別の場所にもう1台のバイクと人が倒れている!

そっちのバイクと人は道路の端のほうに転がっていた。

どっちを優先すればいいのかはわからないけどこんな大通りの真ん中でバイクと人が倒れているのは他車の通行の邪魔になるからまずはこっちだ!

ダッシュで道路の真ん中で倒れている人に駆け寄って「大丈夫ですか?」と話しかけると意識はあるし何とか自力で道路の端っこに行ってくれたので私はバイクを起こして動かそうとするけど事故の衝撃でタイヤが変形してしまってうまく動かせない!

するとすぐに2人の男性が手伝いに来てくれたので3人でバイクを持ち上げるようにして動かし、一緒にいた人に警察への連絡をお願いして私は119番に連絡した。

もう1人倒れていた人とバイクのほうを見ると別の人たちが対応してくれていた。

警察はすぐに連絡がついたみたいだけど119番が全然繋がらない!!

 

119番に繋がらないなんてことあるの?

いや、繋がらないと言うか電話に出てくれない(^^;

 

何度かかけ直してようやく繋がったけど到着まで少し時間がかかりそう。

どうやらこの暑さで熱中症患者が多く救急車が出払っているとのこと。

なんじゃそりゃ?とは思ったがこればっかりは仕方ない。

 

警察と救急車が来るまでに結構時間がかかってしまったけど事故の当事者たちが命に関わるような重傷ではなかったのが不幸中の幸いだった。

 

ちなみにこの事故の当事者2人はともに女性で、1人は若い女性ライダー、もう1人は何か配達中の中年女性でした。

状況としては右直事故で配達中のバイクが大通りから細い路地へ右折しようとしたところに若い女性ライダーのバイクが反対車線を猛スピードで走ってきて避けきれず接触したらしく若い女性ライダーのほうが豪快にコケたようで重傷っぽかった。

意識はあるのでなんとか会話はできるけど足が動かないような感じで痛々しい。

 

すると私以外に集まってくれた男性のうちの1人が執拗に若い女性ライダーに寄り添いその女性の体を無理やり起こすようにしていろいろ触ったりしていた。

 

なんなんコイツ?

 

「救急車呼んだのであんまり動かしたり触ったりしないほうがいいですよ」と声をかけたらチラッとこっちを見たけどその女性から離れる様子はなかった。

 

なんだよコイツ、マジで気持ちわりぃな。

 

そのままどのくらいの時間が経過したかわからないけど、ようやく救急隊の人が来たところですぐに離れたけどよくもまあこんな状況でそんなことができるなと悪い意味で感心しちゃったよ。

 

警察の人にはわかる範囲で状況を説明したけど、その後はパトカーと救急車の赤色灯に釣られてどんどん野次馬も集まってくるし、事故の瞬間を目撃していたわけじゃないのでこれ以上はここにいても意味がないので私はさっさと帰宅することにした。

 

集まってくれた人たちも事故の瞬間は目撃していなかったのであとは当事者同士の話になるのだろうけどこの事故は最終的にどんな決着を迎えるんだろう?

右折した側が悪そうだけど直進してきたバイクもかなりのスピードで走っていたっぽいからなぁ。

 

とにかくこういう状況に出くわすと改めて自分が車や自転車に乗るときは気をつけようという戒めになるね。

 

家に帰ると息子がいたので「さっきすごい音しなかった?」と聞くと

「ん?何のこと?」だって(^^;

近くであんなにスゴイ音がしたのに聞こえないものなのかね?

とにかく汚れた手を洗っていたら救急車の音が聞こえてきたのでようやくもう1台到着した模様。

2人とも無事に病院に行けそうで良かった。

 

翌朝、事故現場を見てみるとあれだけ散らばっていたバイクの欠片たちがキレイに片付けられていたんだけど、あれって誰が掃除するのかな?やっぱり警察?

 

とにかく今回勉強になったことは、真夏は救急車が来るまでに時間がかかるからいろいろと気をつけないとダメってことですね。