ビール大好きシングルファーザー奮闘記

大学生の娘と高校生の息子と暮らすシングルファーザーです

娘よ

このところ娘(高2)がどうも情緒不安定。

夜になるとリビングでグダグダうだうだ何か言いたそうだけど聞くと何でもないと言う。

ようやく寝たと思ったら部屋からシクシクと泣き声が聞こえてくる。

何事かと思い「どうした?」と聞いても何も答えてくれずただ泣いている。

あまり干渉しすぎるのも良くないと思いそのまま放っておくことにした。

こんな感じで連日のように泣いていた娘がある日ようやく自分から話してくれた。

涙の原因は部活での悩みと面倒くさい友人の話だけだった。

おかしい、こんなことで夜な夜な泣くか?

そう突っ込みたくなる気持ちを抑え、話してくれてありがとう少しは楽になったか?

と聞くと、うん、もう大丈夫と気丈にこたえてくれた。

 

いやいや絶対に好きな男子とかが絡んでいるかイジメみたいなことがあるはずだろうと思っていたけど、こちらからこれ以上聞くのは野暮だろう。

 

数日後。

息子が寝た22時過ぎに娘がまたリビングにやってきてグダグダしている。

「何かあったの?」と聞くと、「実は・・・」とようやく話し始めてくれた。

 

娘「今まで黙っていたけど実は付き合っている彼がいて、ようやく今日別れた」

私「そっか、なんとなくそういう話じゃないかなと思っていたよ」

娘「このところうまくいってなくてさぁ、でもなんかスッキリした」ちょい泣き顔

私「よし!ビールでも飲むか?」(笑)

娘「え?いいの?でもちょっと飲んでみたいかも」まだ泣き顔

私「いいぞ!でもほんの一口な」

娘「うん」、そして一口、「うげっ!不味っ!」ようやく笑顔(泣き笑い)

私「これが大人の味ってやつだ(笑)、まだまだこれから出逢いなんてたくさんあるから」

娘「うん、そうだよね」と言いながらそっとビールは私に戻す

私「じゃあシュークリームでも食うか?」

娘「食べる!」めっちゃ笑顔

2人「乾杯~♪」とシュークリームで乾杯?して食べる(笑)

 

平日のこんな時間に何やってんだって感じだったけど、これでなんとか落ち着いたようで、この後はすぐに寝てくれました。

こういうやりとりをしていると見た目はもう大人だけどまだまだ子供だなと実感する。

別れてしまったとはいえ、とりあえず彼氏がいたことにも安心した。

ちゃんと立ち直るまではもう少し時間がかかると思うけど、本当にまだまだこの先たくさんの素敵な出逢いがあるはずだし、キミの未来は明るいぞ!

頑張れ娘!